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紅葉の代わりに。 [Drive]

この秋は9月に雨が多かったけれども、それ以降は秋晴れが続くことが多くて、うれしい。
恒例の泊まりツーリングも、おおむね穏やかな青空の下だったし、
今年はいつになく、秋らしさが長く感じられるような気がする。

そんな中、先月のツーリングの際に見た開田高原の紅葉を思い出して、
穏やかな晴れ間が続くうちにと、今度は妻とクルマで出かけてみた。

とはいえ開田が続くのもなんだし、せっかく気持ちのいい晴れが続いているのだから、
空が広く見えるような所がいい。
そう考えて以前、TDMで行った陣馬形山を目指してみた。

ひこうき雲.JPG

 

当日は朝から雲ひとつない快晴。
そんな空の下、朝の中央道をのんびり走って松川まで。

R153を踏み切って天竜川を渡ると、見覚えのある銀杏並木が目に入った。
そういえばここも若葉がきれいな頃に見つけて、秋になったらまた来ようと思っていた所だった。
黄色い絨毯になるにはまだ少し早かったけれど、ちょっと道草してみることに。

ちょっと早い.JPG

この並木は街路樹ではなくて、農地の間にある。
[ぎんなんを拾わないで]と立て札があるので、その農地を所有する人の木なのだろう。
足元の地面は、落ちた銀杏で埋め尽くされそうなほど。
辺りに漂う、秋の風情満点のあの匂いをお届けできないのが残念…(笑)。

臭うよ.JPG

これ、集めたらものすごい数だよね、なんて話しながら、うっかり踏まないように気をつけて、
何枚か写真を撮らせてもらった。
銀杏がすっかり拾われて、黄色い葉を落す頃にまた来てみたい。
年に何度も楽しめるのが、銀杏の木の下なのだ。

久しぶりにワックスかけた.JPG

 

陣馬形山はナビで探すと、たいてい県道210で折草峠経由のルートが示される。
その通りに行ってもちゃんと到着はするけれど、途中にダート区間があることまではナビは教えてくれない。
オフ車で向かうならそれだけでも目的になりそうだが、デミオでダートを走る趣味を持たない我が家は、
おとなしく中川村方面から村の舗装路を通らせてもらう。

途中、蕎麦の看板が目に付いたので、先に昼にしようとそちらへハンドルを切ると
駐車場を囲むようにいくつか店舗のある、道の駅のような場所が。
「望岳荘」と表示があって、日帰り入浴や宿泊の施設がある中の蕎麦屋へ入ってみた。

平日の昼少し前だったせいか、自分たちが一番乗りだったらしい。
まだ新しさの残る板張りの床に上がり、天ざると五平餅を頼んでみた。

赤蕎麦もある.JPG

やや黒目の蕎麦は新蕎麦。
天ぷらもからりと揚がって、なかなか美味しかった。
何の加減なのか、蕎麦湯にとろみがあるのが珍しい。

150円ナリ.JPG

五平餅は個人的に慣れ親しんだ小判型ではなく団子方。
味噌もクルミを入れて摺ったものではなく、山椒味噌だったがこれはこれでおいしい。
中部地方南部の山間部が五平餅エリアなのだけれど、
名前は同じでも、土地によって形や味付けのバリエーションがかなりあって面白いのだ。

のどかな午後.JPG

 

 

***

 

ひょっとして農家の庭先で行き止まりに…? とも思えるような道を進み、
村はずれの山道をしばらく上った先が陣馬形山。
頂上直下のキャンプ場は、この時期はもうがらんとしていて、管理棟にもひと気はない。
でもその前の駐車スペースにはそこそこ車が並んでいた。

パノラマの一部.JPG

頂上へ上がってみると、地元の人っぽい何組かが、こんなパノラマを前にお弁当を広げていた。
年配のおじさん二人組の渋い話題と、箸が転がらなくても大ウケしている
女性達の対比がなんともいえない(笑)。

こんな山頂に気軽に来られる土地に暮らすというのは、
平地にひしめき合って暮らす自分にはなんだか想像も付かない。
でもいろいろあって、なんて言ってる日常の舞台を、時々あっさり見下ろしてしまえる場所がある、
というのはちょっといいよね。

雲の高さ.JPG

 

ところで紅葉はどうしたと言われそうけど、この辺りの山とアルプスの向こうの開田高原とは
植生が違うのか、たまたま見落としていたのか、落葉松や銀杏のような黄葉はともかく、
赤く染まる紅葉をほとんど見かけなかった。

頂上直下.JPG

唯一赤が目を引いたのは、キャンプ場の片隅にあったこのナナカマドだったりする。これは寒くなる前に、もう一度探しに行かねば、と思ったのだ。

 

***

 

話は違うが前回のツーリングの帰り道、小谷村の道の駅でこんなものを買った。

誰の家族?.JPG

甘めの味噌に青唐辛子が混ぜてある。
よくある辛い調味料と違ってちっとも赤くないが、見た目に反して本当に辛い。マジで辛い。
辛いけどなぜか後引く辛さで、おかずはなくなっちゃったけどもう少し、という時の
ご飯の供にぴったりなのだ。

少しでいい.JPG

小谷村へ行かれた際には、お試しを。

 


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コメント 5

harry

なんだか楽しそうなドライブですねー。
望岳荘って知らなかったんですが、我が家からだと比較的すぐ行けそう。
そういえば木曽楢川の道の駅にある手打ち蕎麦屋さんも、かなり濃い
煉瓦色のような赤みの色のお蕎麦でした。

そういえばこの間のツーリングでは高台から見下ろすような景色は
ほとんど無かったですね。
たまにはこういう視線も新鮮で良いですよね。
さて、我々は何処行こうかな...
by harry (2015-11-07 22:28) 

barbie

陣馬形山でキャンプしたいと思うつつダート区間があると聞いて諦めてました(笑)今年はもう無理だけど、来年行ってみます(^з^)-☆
by barbie (2015-11-07 22:52) 

YASH

★harryさん
宿泊プラン見てきたら8000円台でもそこそこ良さげで、
近場でのんびりこういうところに泊まるのもいいですよね。
車なら冬でもいいかも。

>この間のツーリング
担当者が高いところは興味ないヒトだから(笑)。
絶景で名の知れた所はあんまり行かないんだけど、
ここは穴場っぽくて好きですね。
ほんとはキャンプしたいな~。

★barbieさん
けっこう検索すると出てきますよ。
でもできれば分かりにくいままであってほしい(笑)。
本当に私道みたいな村の道ですから、よそ者の我々は
お邪魔しますって気持ちを忘れないようにしたいです。

キャンプ場はけっこう施設がちゃんとしてて、シーズンは賑わうんでしょうね。
私は今頃の澄んだ夜空の下で泊まってみたいな。

by YASH (2015-11-08 18:46) 

Nori

米のツヤ、インゲンの肌、味噌の輝き。
いい食事ですね。
翌朝、二度目の辛さに襲われる年になってしまったので、辛いものは、少量で良いのですが、惹かれます。
by Nori (2015-11-12 00:03) 

YASH

★Noriさん
ツヤとか肌とか輝きというのは、食べ物に対する最大級の賛辞ですね。

辛いと一口に言っても巾も奥行きもいろいろあって、
よくできたキムチなんかは強烈な辛さの向こうに、複雑に織られた味覚の
タペストリーを感じさせるようなのもありますね。
「辛い」って、他の味覚よりも地域や民族の文化を背負ってるような気がします。

by YASH (2015-11-13 21:08) 

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